2025年5月24日(土)研究総会シンポジウム:学校は子どもの権利学習をどう進めるか-人権教育の課題と展望

研究総会チラシ

公開シンポジウム

今、日本ではこども基本法の制定以降、「学校で子どもの権利を学びたい」という子どもたちの声が上がっています。学校現場における権利学習、人権学習は今後どうあるべきか、国連では、「人権教育のための世界プログラム」が第5段階に入っている中で、子どもたちと一緒になって話し合っていきたいと思います。

【日 時】2025年5月24日(土)午後1時-5時
【会 場】早稲田大学 戸山キャンパス 36号館(5階)581教室
※会場が33号館第10会議室から変更になりましたので、ご注意ください。
【資料代】一般1,500円 ※研究所の研究員は無料

Ⅰ 基調報告
国連「人権教育のための世界プログラム」の最前線-第5段階で求められていること
平野 裕二(子どもの人権連)

II 子どもによる子どもの権利学習
〇子どもがつくる子どもの権利学校-Leaf College Projectの取り組みから:運営メンバーの子どもたち
〇「なんでやねん、すごろく」を通した権利の学び:「子どもの権利条約関西ネットワーク」の子どもたち

III 学校現場と人権・権利学習のこれから
〇学校現場から子どもの権利の学びを考える:伊藤 義明(北海道河東郡音更町立駒場小学校教員)
〇弁護士が進めるいじめ防止授業づくり:平尾 潔(弁護士)
〇自治体が行う学校での権利授業報告-西東京市の事例: 谷川 由起子(杉並区子どもの権利救済委員/前・西東京市子どもの権利擁護委員)

コーディネーター: 浜田 進士(CRC研究所関西事務所) 甲斐田万智子(国際子ども権利センター)

自由研究発表

【日 時】5月25日(日)午前10時~12時30分
【会 場】早稲田大学 戸山キャンパス 33号館(2階)232教室

司会:半田勝久(日本体育大学)/高石啓人(日本大学)

〇髙木 萌伽(郁文館夢学園ID学園高等学校)
「意味ある子ども参加を生み出すエンパワメントの力:高校生の私が子どもアクティビストを名乗るまで」

〇大野 さゆり(一般社団法人TOKYO PLAY)
「子どもの意見聴取に関する行政案件に、委託事業者として関わること」

〇相庭 貴行(筑波大学大学院)
「学校における子どもの自治権と教師の指導のジレンマー1950年代宮坂哲文の生活指導論からー」

研究報告募集要項 (募集締切済み)

課題研究発表会:子ども参加と条例の研究

【日 時】2025年5月25日(日)14時~17時
【会 場】早稲田大学 戸山キャンパス 33号館(2階)232教室
【資料代】一般1,000円 ※研究所の研究員は無料(資料代)

課題研究=CRC研究所:子ども参加共同研究チーム(子ども参加研究会)
進行:林 大介(東洋大学)・ 竹原 幸太(都立大学)

〇子どもの権利条例と子どもの意見表明・参加権保障の現代的課題
―「子ども参加条例」の可能性を探る:喜多  明人(早稲田大学)

〇世田谷区「一部改正」子ども条例(改称:子どもの権利条例)の制定と課題
―中学生・高校生で構成する子ども条例検討プロジェクトの活動をふまえて
:佐藤 亮(子ども・若者部子ども・若者支援課)

〇「子ども参加条例」をめぐる動き・事例紹介
・日本の子ども参加条例の動きー川西市の事例から
:浜田 進士(川西市子どもの人権オンブズパーソン)
・韓国の子ども参加条例の動きーソウル特別市ノウォン区の事例から
:安 ウンギョン (平成国際大学)

お問い合わせ・お申込み先

以下の申込みフォームよりお申込みください。
※資料の準備の関係で、24日・25日とも、できるだけ事前のお申込みをお願いします。お申込みなしで参加される場合、その場で資料をお渡しできないことがあります。

https://x.gd/97HBu

お問合せ先

子どもの権利条約総合研究所事務局
電話・FAX:03-6421-2017(第2・第4金曜日 10:30~16:30)
E-mail:contact@npocrc.org