このシンポジウムの趣旨は、自治体関係者と専門家等が連携・協力をしながら、①子ども施策(子ども関係の法・制度および政策・事業を含む)についての情報交換および経験交流を行うこと、②自治体職員や専門家等の子ども施策に関する研修の機会を提供すること、③日本における「子どもにやさしいまち・コミュニティ」を推進し、ネットワークを構築することにあります。
このシンポジウムでは、子どもの権利のグローバルスタンダードである国連「子どもの権利条約」と具体的なこども施策を担う「地方自治」を大切にしています。国際的な視点をもち、国際社会と連携しながら、「地方自治」において、①子どもをとりまく現状、②行政施策の展開、③市民社会での取り組みなどをふまえ、子どもの思い、考え、意見を真に反映した子ども施策、子ども支援・子育て支援、まち・コミュニティづくりをどのようにすすめていくのかなどについて検討してきています。